子宮頸がんワクチン副作用の回復報告
自律神経失調症
本日は、子宮頸がんワクチンの副作用でお悩みの19歳女性Aさんの施術報告をさせていただきます。
来院時の症状としましては、子宮頸がんワクチンを接種してから4年ぐらいまともに眠れない、眠くならない、頭の緊張で眠れないと自分では感じている。
親御様の説明では、さまざまな自律神経症状や身体の疲労で高校生活は、行ったり行けなかったりの生活が続いていて、自律神経を調整してくれる治療院や子宮頸がんワクチンの解毒も対応してくれる治療院などなど10数件行かれたそうです。
今回、その様な経緯があって当院にお越しになられました。(2017年4月)
子宮頸がんワクチンの副作用の原因と言われている、ワクチンの効果を持続させるアジュバンド(水酸化アルミニウム・免疫増強剤)は脳細胞や神経、筋肉にダメージを与えると言われていて、Aさんの不眠やだるさの原因もワクチンを受けた事による脳神経への悪影響が原因かと思われます。
お医者様の見解では、子宮頸がんワクチンに副作用などなく、注射の痛みによる心身の反応によるものという反論もあるようですが、副作用でくるしんでおられる本人やご家族にしてみれば到底納得できるものではなく、副反応で苦しんでおられる方の立場から書かせていただきます。
整体での施術法
彼女の身体を見てみると全身に筋力が少なくだらんとしていて、皮膚は炎症を起こして手足に湿疹が点在しています。
そして頚椎の血行不良、髄液の循環不全から頭部が膨張していました。
子宮頸がんワクチンの副反応に特化した施術があるという事ではなく、通常の自律神経症状に対応する施術を行っていきました。
内臓・脊椎・頚椎・頭蓋骨の矯正、特に頚椎矯正による血流改善と頭蓋骨矯正による硬膜の緊張をとる事を丁寧に施術していきました。
頭蓋縫合全体の緊張をていねいに解放する施術が彼女には良かったようです。
施術後は毎回、眠気が出てくるようで、15分ほどそのまま整体ベットで仮眠をとってからお帰りになっていました。
彼女曰く、「今まで通院していた治療院の中で一番楽になりました。」
と喜んでもらい、2018年4月から12月までの約9か月間(通院合計25回)してもらいました。
12月頃には、「施術後は1か月くらいは楽です」という報告を受け施術は終了となりました。(京都を離れて大学生活に力を入れていくとの事でした)
親御様曰く、水酸化アルミニウムの解毒排出は、担当医の指導の下、サプリメントで行っていくとの事でした。
結論
子宮頸がんワクチンの副作用において、整体での施術は「今ある自律神経の不調を整える」という対症療法的なアプローチではありますが、副反応に理解のある病院との併用で良い結果が見込めるという事がわかりました。
●アジュバント(免疫増強剤)の危険性「水酸化アルミニウム」は、細胞や神経に対する毒性が疑われていて、脳にダメージを与える恐れが指摘されている。アメリカ小児科医アカデミーも、アルミニウムが細胞組織や代謝プロセス、神経系統を損なうことに関与している。
ASIA症候群(エーエスアイエーしょうこうぐん)
別名:アジュバントによる自己免疫・炎症性症候群ワクチンに含まれる抗原の効果を補強する、「アジュバント」という成分によって誘発される症候群。
近年、子宮頸がんワクチン(HPVワクチン)接種後に線維筋痛症を発症する例が相次ぎ、問題となっていたが、2014年3月に日本線維筋痛症学会は、その原因が子宮頸がんワクチンに含まれるアジュバントであること、すなわちASIA症候群が疑われることを発表し、本格的な調査を行う方針を示した。