胃炎・逆流性食道炎の原因とは?
京都の整体げん 谷野です。
今日は胃炎についての整体での対処法をご説明します。
胃炎・・・胃の粘膜の炎症の事で、刺激物の取りすぎ、薬の副作用、精神的ストレスなどが原因とされています。
症状としては、胃の重さ・不快感・吐き気などがあり、慢性胃炎の場合、胃酸を押さえる薬を継続して
飲み続けなければなりません。
逆流性食道炎・・・胃酸の分泌増大により胃酸が食道に逆流して、食道の粘膜に炎症がおこる疾患です。
症状としては、胸やけ・胃もたれ・食欲不振などがあり、胃酸の分泌を抑える薬を継続的に服用していきます。
整体での考え方・胃炎の原因とは?
一般的には胃炎の原因はストレスと言われていますが、ストレスがあっても胃炎にならない人もいれば、ストレスが無くても胃炎になる人もいます。
そこで、整体での胃炎の考えをお伝えします。
原因①脊椎の歪み(背中の歪み・緊張)
胃の働きをコントロールしているのは自律神経で、交感神経が働くと胃酸が抑えられ、
副交感神経が働くと胃酸の分泌が活発になります。
背骨(胸椎4・5・6番)に歪みが発生すると、背骨から出ている神経が狭窄されて
交感神経の働きが弱くなってしまいます。
交感神経の働きが弱まる事で、副交感神経の働きが強くなってしまい内臓機能が亢進してしまいます。(自律神経の乱れ)
自律神経の乱れにより、必要以上に胃壁から塩酸が大量に分泌され、胃炎・胃酸過多となるのです。
原因②姿勢不良(肋骨の歪み)
猫背姿勢や肋骨に歪みや傾きがありますと、内臓は常に物理的なストレスを受けています。
肋骨が歪んでいる事で、呼吸時に動いている横隔膜も100%の機能を使えず呼吸が浅くなります。
呼吸が浅くなる事で、自律神経の乱れにもつながります。
肋骨の伸びやかさが無くなる事で、肋骨の左下にある胃にも常に負担がかかり、胃炎・逆流性食道炎の原因にもなっています。
胃薬を長期的に服用しても一向に改善されない場合は、お近くの整骨院・整体院に行かれる事をおすすめします。