2019年10月の整体学会・日記
プライベート
京都の整体げん 谷野です。
今日のブログは、私が所属しています「日本整体学会」の整体セミナーの研修日記です。
日本整体学会の通常セミナーは東京と大阪会場の2か所で開催されてるのですが、通常の整体セミナーとは別に毎年1回、1泊2日で開催される大規模な勉強会があり「全国大会」と呼んでいます。
今回は60名の参加がありました。
静岡熱海の会場と、滋賀雄琴の会場で毎年交互に開催されていて、今年は滋賀の雄琴グランドホテルで開催されたので数年ぶりに参加申し込みしました。
結論を先に言います。
技術的にも大きな収穫と気づきや発見があり、新しい仲間も出来、有意義な全国大会となりました。
2日間で5人の現役で活躍されている先生が講義してくれました。
第一講義は、いつもお世話になっていますU先生の講義で、U先生の技術は総合的でスピーディーで、瞬間的に矯正する手技を多用します。
私は瞬間的な矯正よりじんわり矯正をベースとしていますので、何回見ても頭がついていかず苦戦しますが、見るだけでも良い影響をもらっています。
第2講義は、A先生のメディセルという施術機器を使った筋膜療法のデモンストレーションでした。
メディセル療法では、皮膚を吸引機のようなもので吸引し吸い上げる事で痛みを誘発している神経への刺激を緩和する事が出来るそうで、施術後に筋力テストを行うと、筋力が向上している事がわかります。
ただ、服を脱いで直接、肌に当てないといけないので、男性1人で営業している整体サロンには向いていないと感じました。
女性の施術者が女性専門サロンとして営業している方には向いていると思います。
第3講義はY先生の足首矯正の講義でした。
回内足と回外足のメカニズムと矯正の目的などを実技を交えながら丁寧に説明してもらい新鮮な発見がありました。
そして人気の先生は説明トークも上手で、予約待ちになるのも納得です。
1日目は3講義で終了して、大浴場で汗を流して、豪華な料理・宴会とカラオケ大会、最後は皆でサライを歌ってお開きとなりました。
宴会後は講義会場に戻り、夜10時30分まで自由練習して就寝しました。
2日目は第四・五講義です。
第四講義は、H先生の顎関節矯正法を講義して頂きました。
当院でも顎関節矯正は取り入れていますから、大変、ためになる講義となりました。
第五講義はF先生の背骨ユラユラ整体を講義してもらいました。
この技術の良い点は施術者に負担がかからず身体の緊張が取れていく点です。
当院もさっそく翌日から背骨ユラユラ整体を取り入れてお客様に喜ばれています。
今回、数年ぶりに全国大会に参加してみましたが、予想を超える満足度と新しい発見があったので、来年は静岡熱海の全国大会に参加しようかと思っています。
日本整体学会という良い団体に出会えた事を嬉しく思う2日間となりました。