オステオパシーについて質問を頂きました。
お客様からの質問
ご新規のお客様から、オステオパシーについての質問を電話で受ける事があります。
「先生の整体院は、頭蓋と内臓も施術されるそうですが、オステオパシーの○○団体の○○先生の技術ですか?」
「オステオパシーは頭蓋骨を5グラムの圧で触りますが、先生の施術も5グラムで施術するのですか?」
この様な質問を受けますので、今日はこの質問の返答を致します。
整体げんの頭蓋骨・内臓整体はオステオパシーの施術とは直接のつながりはありません。
ですが、オステオパシーと多少の影響は受けているかと思っています。
頭蓋骨矯正のベースとなっている施術は、日本整体学会という団体の整体法の影響を受けています。
日本整体学会の古い医学書には、カイロプラクティックやオステオパシーの影響も受けていると書かれていましたし、当院の頭蓋骨矯正もオステオパシーに似ている施術もあるのかもしれません。
内臓整体に関しては、大阪の内臓整体のO先生の施術を採用させてもらっています。
その先生は、元々、オステオパシーの内臓整体を使っていたのですが、効果がイマイチ分かりにくい点を挙げられていて、それで独自に内臓整体を考案されたと言われていました。
私自身、オステオパシー専門の施術院にお客として通院した事がありますが、効果がもう一つ分かりにくい・実感しにくい、という事がありましたので施術に取り入れていないのです。
私の学んだパーフェクト整体の創始者である片平先生は、もともとオステオパシーを施術で使っていたと聞いたことはありますし、オステオパシーの色合いもあるのかもしれません。
大阪のO先生の考案された内臓整体は、シンプルな施術ですが、施術者・お客様もしっかり身体が楽になる事が実感出来、喜んでもらっているので施術に取り入れています。
「先生の頭蓋骨矯正は5グラムの圧で触りますか?」という質問ですが、しっかり触るので5グラム以上の圧で触る事もあります。
5本の指先も使いますし、手のひらで包むように触る事もありますから10倍の50グラムくらいの圧があるかもしれません。
これは、日本整体学会の理論「頭蓋は内圧には弱いが外圧には強い」という考えがベースにあります。
頭蓋の施術で気を付けている点は、「呼吸」です。
呼吸を見ながら、呼吸に合わせてじんわり矯正施術を行うことで頭蓋矯正による脳脊髄液の循環障害のミスを防止しています。
オステオパシーは施術に取り入れていませんが、いろんな先生の理論の影響を受けていますので多少の影響は受けているかもしれません、オステオパシーに詳しくありませんので、それ以上の専門的な説明が出来ないというのが答えになります。