「外国人観光客お断り」にした理由
プライベート
京都の整体げん 谷野です。
今日は、「外国人観光客お断り」にした理由のお話です。
当院の近くには民泊(一軒家)が数軒あるので、よく当院の前の道路を旅行バックを持った外国人観光客が通ります。
ですから、マッサージ目的で観光客の方が飛び込みで来られます。
当院では、民泊される外国人観光客を対象に「お断り」にした理由があるのです。
理由①コミュニケーションが難しいから
京都の繁華街のマッサージサロン・リラクゼーションサロンでは、英語表記で観光客の受け入れ対応をしているのをよく見かけます。
街中のリラクゼーションサロンの施術は基本的にはもみほぐしのマニュアル施術ですから深く突っ込んだコミュニケーションを必要としません。
ですから最低限のマニュアル対応が出来れば外国人観光客も受け入れ出来るのです。
ですが個人の整体院の場合は違います。
何らかの歪みで悩んでいる・身体の一部が痛い・過労や長時間労働での不定愁訴など、お悩みの方を対象に施術対応しています。
整体施術の内容も外国人観光客がイメージするマッサージとは大きくかけ離れた施術内容です。(骨格矯正メインのアプローチ)
ですから初回の記入用紙に日本語で記入出来ない、身体のどこが痛いのか?どんな目的で来店されたのか?
日本語が話せれば接客対応も出来るのですが、全く日本語が話せない場合は話もかみ合わず、何か言われても「NO!?」としか返事ができません。
日本語でコミュニケーション出来ないと本来の整体施術の提供も難しくなります。
理由②地域密着型の整体院だから
旅の疲れの癒し・マッサージ目的の旅行者を受け入れる事で、ホームページを見て電話をしてくれる新規のお客様や、毎回楽しみに来られるリピーターのお客様の予約の空きが埋まってお断りしてしまうのは、申し訳なく感じます。
予約に空きがありましても、地域密着のお客様の為に空けておく事も接客対応の1つと考えています。
そのような点を考慮して、2019年12月から、マッサージを希望される飛び込み客の外国人観光客を対象に「お断り」の表示案内をさせて頂く事にしました。
例外で外国人を受け入れるケース
①日本で暮らしている外国人留学生(日本語が話せる事)
②日本人と結婚して日本人のパートナー付き添いで通訳者が同行している方
③お客様の紹介で来られた方(日本語が話せる事)
などは、受け入れています。