2018年・西京極移転のお話(前編)
プライベート
京都整体げん 谷野です。
今日は、2018年4月~12月31日まで西京極に店舗を移転していた時のお話です。
整体げんは、2008年~京都西院のマンションの一室にて一人整体院として10年営業をしてきましたが、年齢を重ねるごとに将来をどうしていくか?という漠然とした焦りもあり、今後の経営の方向性を考える時期がありました。
①この先もずっと一人で施術経営をしていく道
②数人のスタッフを採用してチームワークで楽しく働いていく道
気楽に働けるのは、今まで通り一人サロンとして継続していく事です。
ほとんどの個人サロンが1人もしくは夫婦で経営をされています。
ですが、スーパー銭湯で皆で働いていて楽しかった思い出も忘れてはいませんでした。
勉強がてら、いろんなマッサージサロンで施術を受ける事が多く、いろんな経営接客の面での色んなアイデアが思い浮かんできました。
そして、いつからか、
「自分だったらこんなサロンを作ろう」
「ルールを作ってストレスの無い職場を作ろう」
「整体技術はこんな風に教えよう」
「毎週月曜日の午前中は勉強会の時間を作ろう」
といろいろなアイデアを資料にまとめて少しずつ準備を整えていったのでした。
立地選びの書籍を読んでは、休日や仕事の合間にはテナント物件を中京区周辺を中心に探しました。
不動産営業の方の紹介や、自転車で現場を自分で見て回る事もありました。
数か月かけて店舗を探していましたが中々、仕事で使えそうな物件が見つかりません。
大通りから路地に入り込んでいて見えにくい物件はダメ
ベット、受付、待合、洗濯機などを考えると坪数が狭い物件はダメ
内装・外装ともにボロボロで改装費用が大きい物件はダメ
2階・3階の店舗で外から見えにくい物件はダメ
などなど、理想的な物件は見つからないものです。
そんな時、西京極のテナント物件を見つけたのでした。
①阪急西京極駅から徒歩5分と、駅からも遠くはない。
②五条通り交差点から北に上がった天神川通りに面していて見晴らしも良く、集客も見込めそう。
③ガレージも付いていてお車での来客も見込める。
④整体ベットも最低3台は置ける
そして何より今までいろんなテナント物件を見てきて床・内壁・天井もボロボロで、
「いくら内装費用が掛かるのだろう」
と不安感でいっぱいだった気持ちと比べると、西京極のテナント物件は内装・外装もとても魅力的に見えたのでした。
私が物件に魅力を感じた点
①事務所の居ぬき物件だったので床・壁紙・天井もキレイなままで内装修繕費がかからない。
②大きなガラスの壁には遮光シートとロールカーテンが完備されていてそのまま使用可能。
③天井には蛍光灯が全て備え付けなのでそそまま使用できる。
④トイレも和式ではなく洋式でウォッシュレット付き。
⑤施術ルーム・受付待合ルーム・洗濯洗い場ルームと壁で3つに仕切られていてそのまま使用できる。
⑥待合室もスタッフルームとして4人~5人いても問題なく使える大きさ。
⑦クローゼットあり
⑧洗濯ルームは洗濯機・キッチン・冷蔵庫と問題なく置ける広さ。
⑨入口ドアは、自動ドアでは無いので将来壊れる心配なし。
⑩天神川沿いなので、新規のお客様が道に迷われる心配が低く、案内もしやすい。
⑪店舗の前が道路と川なので視界が開けていて看板も良く目立つ。
⑫西院から一駅となりなので、従来のお客様も移転のストレスが少ない。
その様な色々な点から西京極のテナント店舗に移転する事を決めたのでした。
移転費用は、冷蔵庫・洗濯機・エアコン・ベットは購入しましたが店舗内装費・改装費用はほとんど掛からず低予算で開業にこぎつけたのでした。
ですが、実際に新店舗で開業してわかった事は、いろいろな誤算の連続だったのでした。。。