接客営業での失敗談
プライベート
京都の整体げん 谷野です。
今日は、私の失敗談のお話です。
整体院を長年営業していますと技術的な失敗というのは無くなってくるのですが、接客営業の面で失敗というのが、たびたび感じてしまいます。
今日は接客での「失敗した」と思う事のお話です。
当院では、物販販売はしていないのですが、何回か通っていただいたお客様から「自分で運動できる体操はありませんか?」という質問に対して、骨盤ベルトをすすめていました。
骨盤ベルトを巻いてフラフープ回しをすると骨盤の整体や運動、血行促進、などができますし、デスクワークで巻いていると腰が傾かずとても安定するのです。
そこでよく骨盤ベルトをすすめてご自身で注文して買って下さいとアドバイスしていました。(サンプル商品と簡単な案内チラシは置いていました。)
私自身は骨盤ベルトを仕入れて販売するという営業スタイルは好きではなかったので案内だけするスタイルをとっていました。(利益も無し)
ネットで注文されたお客様は、皆様、喜んで骨盤ベルトを使用されています。
(株)八光社のバラコンバンド(シングル・ダブル)
今日のお客様はクーポンサイトから来院された男性Aさんのケースです。
クーポンサイトからお越しのお客様は、基本的に「1回だけお試し」の方が多く
私は、Aさんが何回も通わなくても良いように、Aさんが聞いてもいないのに
(求めてもいないのに)骨盤ベルトを親切心からすすめてしまったのです。
するとAさんは「そうゆうことか」と一言いわれてお帰りになりました。
私は、「そうゆうことか」とはどうゆうことか、だいたい検討はつきました。
「ここは整体の技術が未熟だから、骨盤ベルトとセットでしか治せないスタイルの整体院やったんか、もう来ない」
「骨盤ベルトを売りつけられた金儲け主義の整体院やったんか、もう来ない」
そんな風な判断をされたのだと直感で感じてしまいました。
よくあるダイエットサロンでダイエットサプリメントをいきなり売りつけられたような心理だったのでしょう。
もし骨盤ベルトをすすめるなら、数回来院されて信頼関係が気づけてから「なにか良い運動はありませんか?」と質問されてから紹介すれば良かったのですね。
営業での失敗談のお話でした。